医学部専門予備校 京都医塾 » 医学部受験コラム » 予備校・塾 » 予備校を選ぶ際のポイントは?医学部専門予備校の特徴も解説!

医学部受験コラム

予備校を選ぶ際のポイントは?医学部専門予備校の特徴も解説!

予備校を選ぶ際のポイントは?医学部専門予備校の特徴も解説!

 

大学受験でも最も難しいといわれている「医学部」に合格するためには、予備校で勉強することが必要不可欠です。

他学部の大学受験とは異なり、医学部では医学部専門の予備校があるというのはご存知でしょうか。

医学部専門予備校では、医学部に合格するための勉強の仕方や、専用のカリキュラムが用意されているため、効率よく合格できるための学力を身につけることができます。

そこで今回の記事では、医学部専門の予備校を選ぶ際のポイントと、その特徴について詳しく紹介していくので、医学部受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

「通ってみたけれど思ったのと違った」と後悔して、受験日までの時間を無駄にしないように、 自分に最適の予備校を選ぶようにしましょう。

医学部専門予備校の特徴


一般的な予備校とは異なり、医学部専門予備校は、塾生を医学部という1番の難関学部に合格させるための準備がしっかりと整えられています。

医学部専門予備校に通い、1年間で偏差値を大幅にアップさせ、見事合格を勝ち取ったという方も少なくありません。

医学部専門予備校の特徴というのはどのようなものがあるのでしょうか。

以下で詳しく見ていきます。

個別指導、少人数授業

医学部専門予備校が他の予備校と大きく異なる点は、個別指導もしくは少人数授業の形をとっているということです。

医学部に合格するためには、全ての科目を高い水準に仕上げなければいけません。

そのためには、分からない所や勉強の仕方をすぐサポートできる個別指導、もしくは少人数授業が理にかなっているのです。

大人数で授業を受ける形式の予備校では、医学部が要求する水準まで、各科目を仕上げることができない可能性があるので、 注意しましょう。

医学部受験に精通した講師陣

医学部専門予備校に通うと浪人生は、毎日朝から晩まで勉強する事になります。

毎日朝から晩まで勉強する時間を無駄にしないためには、医学部受験に精通した講師陣から授業を受ける必要があるでしょう。

医学部受験に精通した講師陣は、毎年のように出される受験でのポイントや、生徒それぞれを見極めて適切な課題を出してくれるため、効率的に勉強をすることができます。

圧倒的な授業時間と復習による定着

医学部専門予備校では、他の予備校と比較しても圧倒的な授業時間と復習を行うよう指導しています。

現役生向けの予備校では、昼前から夕方にかけて講義を終えてしまうというところも少なくありません。

しかし、医学部予備校ではしっかりと勉強するように朝から晩まで授業を設定しています。

例えば、朝一に授業を行い、夜にも授業を入れておくことによって、その間の時間をしっかりと復習するように調節するなどの工夫も行っているのです。

自習管理と個別自習スペース

受験を制するためには、授業だけではなく自習というのもかなり重要な位置を占めています。

医学部専門予備校では、自習室をほぼ年中無休かつ朝から夜遅くまで開放しているところが多いため、勉強に集中することができるでしょう。

特に自宅ではあまり集中することができない人には、自習室というのはかなり役に立ちます。

また、自習時間でも、講師に質問したり課題をもらったりすることができる予備校もあるので、予備校を選ぶ際には自習管理と自習室がどのようになっているのかを重視するのも良いかもしれません。

迅速な質問対応体制

授業を受けたり、自習したりしている時に、分からない問題というのはよく出てくるものです。

医学部専門予備校では、授業以外の時間でも迅速に質問対応ができるように、講師や現役学生のチューターなどが常駐しているところが多いです。

分からないところを次の授業までそのままにしておくのではなく、すぐに質問して解決することで記憶に定着することができます。

毎日質問して解決するということを繰り返す事によって、他の受験生に大きな差をつけることができるのです。

充実の面接対策・小論文対策

医学部受験には、通常の学力試験の他に、二次試験で面接や小論文が課されるというのはご存知でしょうか。

大学によって、どのような試験が行われるかは大きく異なりますが、面接や小論文などは事前にしっかりと準備しておかなければ対応することができません。

医学部専門予備校では、過去の試験問題などを参考にして、大学に応じた二次試験の対策を行ってくれます。

面接や小論文といった、通常の予備校では対策が難しいところまでケアしてくれるので、安心して本番当日を迎えることができるでしょう。

一人ひとりに合わせた対策

医学部のみならず受験に合格するためには、一人ひとりに合わせた志望校対策というものが重要になります。

受験直前になって、慌てて志望校対策を行うのでは、難関の医学部に合格することはできません。

医学部専門予備校では、1年間を通して合格に向けたスケジュールを作成し、それに基づきしっかりと対策を行っていきます。

過去問の出題傾向を分析することはもちろんのこと、現場での時間配分や、配点の多い問題の取捨選択なども指導してくれるため、限りなく合格に近い水準まで対策をすることが可能です。

医学部受験情報力

受験では情報力というのも重要になってきます。

情報収集に時間を費やしているようでは、その時間を全て勉強にあてている人に勝つことはできません。

医学部専門予備校では、受験に必要な対策・参考書・二次試験の内容など、多岐にわたる情報を独自に入手しているため、効率的に受験対策をすることができます。

現役医大生チューターの在籍

医学部専門予備校では、現役の医大生がチューターとして在籍しているということが多いです。

チューターは、1年間を通しての勉強の仕方やスケジュール管理、メンタルケアなどさまざまな面からサポートしてくれます。

講師とは異なり現役大学生の、キャンパスライフや学校の様子などを生に聞くことができるという点は、モチベーションアップにもつながり、長い受験を戦う上で大きなメリットといえるでしょう。

勉強に専念できる専門寮

医学部専門予備校では、勉強に専念するために専門寮を用意しているところもあります。

予備校に通う塾生だけが利用できる専門寮となっているので、お互い刺激し合いながら、勉強に集中しやすい環境を作ることが可能です。

通学にかかる時間も必要なく、規則正しい生活習慣で毎日を過ごすことができるため、より効率的に勉強することができるでしょう。

医学部受験生との競争環境

残念なことに一般の予備校では、受験に対する意識が低く、予備校に遊びにやってくるという人も少ないですが存在します。

医学部専門予備校は、当たり前のことですが医学部を目指す人しか在籍していないため、モチベーション高く勉強に集中している医学部受験生が周りに多く存在する環境です。

周りに刺激を受けながら、自分も意識を高く保ちつつ勉強をすることができるため、医学部専門予備校は、勉強に集中するのに最高の環境だということができるでしょう。

担任制・サポート体制

医学部専門予備校では、一人の生徒に対して何人もの担任がつき万全の体制でサポートをしてくれます。

科目ごとに担任がついて、進捗状況や習得具合などを各科目の先生と共有してくれるため、弱点科目に力を入れるなど柔軟な対応をしてくれるのが特徴です。

勉強面だけではなく、生活・健康面でもサポート体制は充実しており、体を崩さないための食事や風邪薬の用意、インフルエンザなど感染症対策のための予防接種なども行なってくれます。

担任の支えやサポート体制が整っていることによって、1年間医学部合格までしっかりと勉強に集中することが可能です。

医学部専門予備校を選ぶ際の合格実績の注意点


ここまで、医学部専門予備校の特徴について記載してきましたが、医学部専門予備校を選ぶ際に、合格実績も重要な指標の一つになります。

この項では、合格実績の正しい見方について解説していきます。

一次試験の合格実績だけでなく、二次試験の合格実績も明記しているか

通常一次試験は学科試験、二次試験は面接、小論文となります。

二次試験に合格してはじめて、医学部合格です。

一次合格の数値しか記載していない、そもそも一次や二次の記載がなく合格率しか記載がないというところは、予備校に問い合わせをするなどして確認するといいでしょう。

一般入試と推薦入試の合格者を区別して掲載しているか

推薦入試対策の実績であることを掲載していれば良いですが、一般入試と推薦入試では入試形態は大きく異なるため、これらを合算していると正確な合格実績が掴めません。

予備校によっては、推薦入試に強みを持っている予備校もあり、合格者の多くが一般入試ではなく、推薦入試というケースもあります。

一般入試とは別に、推薦入試や二次試験に力を入れている予備校は、通年で通っている生徒の実績を確認するようにしましょう。

重複した数値で合格者が記載されていないか

私立大学医学部では、複数の大学に併願しているケースが多く、当然複数校から合格をもらうこともあります。

一次と二次のどちらも重複した数字で合格者数が掲載されていても、医学部進学者数は全くの別物になります。

例えば、A大に合格した生徒が、B大、C大、D大、E大に合格した状況を想定します。

実際の医学部進学者は1名ですが、記載の仕方によっては、私立医学部合格者数5名!とあたかも5名が医学部に進学したかのように見えてしまいます。

およその目安でいうと一次の人数のうち進学する人は5分の1以下、二次の人数のうち進学する人は半分程度とされています。

一方、国公立では併願することができないので、前期と後期で重複することを除いて、ほぼ重複しない数字だと考えられます。

あくまで最終進学者数がもっとも重要になるということです。

まとめ


医学部専門予備校を選ぶ際のポイントと、特徴について詳しく紹介してきました。

医学部専門予備校は、一般的な予備校と比較してもサポート体制が充実しており、勉強に集中し成績を伸ばしやすい環境です。

もっとも予備校によって特徴は少し変わってくるため、色々な側面から自分に最適なところを選ぶことが合格に近づく上で一番重要になってくるでしょう。

今回紹介した医学部専門予備校を選ぶ際のポイントや、特徴を踏まえて、最適の予備校を選んでください。